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漫画『ペリリュー 楽園のゲルニカ』

こんにちは。白湯ルンです!

最近、朝6時半から7時までの30分は朝読書の時間と決めて、色々な本を読んでいます。最初はビジネス書や自己啓発が多かったのですが、最近は漫画を読んでいます!

その中で、とても良い作品に出合ったので紹介します!

武田一義さん著書の『ペリリュー 楽園のゲルニカ』です。

ざっくり内容を伝えると、昭和19年(太平洋戦争中)のペリリュー島が舞台になっており、物語は始まっていきます。主人公の田丸くんは、戦争に参加するまでは漫画家志望で、絵を描くことがとても得意です。休憩時間を使って、手帳に絵を書いています。

そんな田丸くんに役割が与えられます。戦争中に亡くなった仲間の家族へ手紙を書く仕事で、功績係と任命されます。その人がどのように戦って、どのように亡くなったのかを、日本に残る家族に手紙で伝える役割です。

そんな仕事があったんだと初めて知ったのですが、ここからが衝撃でした。

ある日、田丸くんは、友人と食料の配達を行っていたのですが、上空にアメリカ飛行機が突然現れます。飛行機に驚いて、友人は足を滑らせ、石に頭をぶつけて死んでしまったのです、、、。

わかりやすく伝えると、戦って死んだのではなく、無駄死にをしてしまったのです。

田丸くんは上司に頼まれます。せめて、日本に残る家族には、勇敢に戦って死んだと手紙に書いて欲しいと。

田丸くんは漫画家志望でしたので、フィクションを考えるのが得意です。勇敢に戦って、仲間の兵を守る為に死んだと、書き残したのです。

え、、てことは、戦争で亡くなった方は必ずしも戦って亡くなったわけではないということか、、、。とっても単純なことですが、白湯ルンにはとても刺さりました。

ここから物語は始まっていきます。戦争のストーリーなので、ある程度結末は予想できますが、どうしても奇跡を信じてしまいます。良い結末になるのではないかと。

イラストがとてもかわいいので読みやすく、とてもリアルな内容になっているので、ぜひ皆さんも読んでみてください。